2017年4月30日日曜日

ロボットのコンソールを作ろう = マイコン(UART) - Bluetooth間の通信 =

マイコンのインターフェースとしてUARTは基本的だと思います。PCとマイコンを接続する際には次のようなシリアルUSB変換モジュールを使用することが多いでしょう。
秋月電子で600円で買えますし、基板サイズが小さく使いやすいです。

超小型USBシリアル変換モジュール
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08461/

さて、UARTの信号を無線化する選択肢の中で手軽なのはBluetoothへの変換です。
(他の選択肢としてはZigbee等がありますね。)

UARTとBluetoothの変換ができるモジュールをざっとあげてみます。

マイクロチップ(秋月で手に入るRNシリーズ)
   マイクロチップ Bluetooth RN4020-V/RM123
     RN4020
     http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10066/    
     大きさは小さいがBLEなので通信速度が出ない  

     マイクロチップ Bluetoothモジュール RN42-I/RM
     RN42
     http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07612/
     扱い易いが大きさが少し大きい
     通信速度が230400bpsまでしか出ない

ランニングエレクトロニクス
     SBDBT5Vです
      SBDBT
    http://www.runele.com/ca1/8/p-r-s/
      Bluetoothドングルが必要
      かさばって、でかい
      ルネサス製のマイコンの書き込みを無線化できる(flash programmerで書き込めた)
      通信速度が230400bpsまでしか出ない
      PCとの通信は仮想COMポート

STマイクロ
  SPBT2632C2A.AT2 STMicroelectronics | 497-13189-ND DigiKey Electronics
      SPBT2632C2A
      小さい
      通信速度が560kbpsまで出る
      マイコンと2Mbpsで通信可能
      PCとの通信は仮想COMポート
      digikeyで2000円くらい


この中だと断然、SPBT2632C2Aがおすすめです。配線もUARTのRX、TX、GND、電源、
どこかのピンのプルアップくらいしかないので楽です。ただ、ちょっとデータシートがわかりにくいです。



次回は、UART-Bluetooth変換モジュールを介してやりとりされる信号をPCで取得する方法について書きたいと思います。


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